小説の中で私が読まない小説家は、ずばり、自殺した人だ。
古くは、そうではなく川端康成など好きな作家だった。太宰治も読んだ。
ハタチを過ぎた頃に太宰治を、かなり読んで、その暗さに滅入ってしまった。
しかし、それでも自殺したくなったことは、ない。
三島由紀夫も少々、読んでいた。
かなりの時を経て私が読んだ事のない作家を挙げると、
スタインベック、ヴァージニア・ウルフ、ヘミングウェイ、
他にもある。
スタインベックは自殺していないが、ウルフやヘミングウェイは自殺している。
それを知る前から、なんとなく嫌で読まなかったものだ。
芥川龍之介も少々、読んだが更に読む気のしない作家、もちろん自殺、
本当の死因は売れなかったからか。
それは太宰治も同じだと思う。
彼らの作品は本当の魅力がない。
どっちも東京大学卒業者、それは三島や川端も同じだ。
文学に理系は要らないだろう。
おれは大学は行っていない。