小説とは何か。小説とは簡単に言えば遊びだ。
娯楽なのだ。
それを書きすぎて死んだ人もいる。
マスコミに煽られたというか、いわゆる人気作家だった人なのだが。
気の毒すぎる。
僕は最近、その人の作品を愛読していたのだが、ふと今は辞めた。
ものすごく早く読ませてくれるので次から次と読みたくなるのだが。
すごい勢いで書いたはずだ。
その結果が早い死だった。
注文原稿などない自分は幸せなのだ。
小説は芸術などと気取る必要は、ない。
永井荷風は芸者遊びばかりしていたし、それで文化勲章なので驚く。
永井荷風の小説は芸者の話が多い。
谷崎潤一郎はマゾヒスト。谷崎潤一郎も文化勲章。
彼らを最初、僕は変態と思っていた。
しばらくして読むことになる訳だが。
文学の伝搬速度は極めて遅い。
特に電子書籍は、である。
絵画も革新的だと最初は相手にされない。
流行作家の作品が残るとは限りませんねー。
り、の字がキーボードで今日、打っても出ないので焦っていましたが
さっき、強く、りを押すと出た。
知っていても読まないできたのはスタインベック、グレアム・グリーン、ヴァージニア・ウルフ
樋口一葉、紫式部。他もあると思うけど思いつくのは、その位。
サリンジャーも読んだけど、あれは流行作家ではと思う。
ライ麦畑で捕まえて、などは古いと思ったのだ。
樋口一葉は文語体なので読まないという事に。泉鏡花も、かなり文語体
が出てくるけど、いくつかは読んだ。
樋口一葉の五千円札が、まだ出てくる。
五千円になっても樋口一葉は売れなかったはずです。
樋口一葉は五千円で夏目漱石は千円、というのは、どういう理由で、しょうか。
そんなに明治時代の人物を使いたいなら次は森鴎外は、どうだろうか。
樋口一葉より森鴎外の方が五千円札には、ふさわしいと思うのだが。
森鴎外は実は失敗しているんですよ軍医として。
そういう背景も紙幣に森鴎外が使われない理由が、あるのかもしれない。
谷崎潤一郎が千円札になったら、僕は千円札を見るたびにニヤニヤするでしょう。
このマゾ男が、と思ってね。
しかし私は谷崎に心酔していた時も、あった。
最初、谷崎を写真で見た時に変態と思ったのも当たってないわけでもない。
白人女に踏みつけられて喜ぶような男だから、谷崎潤一郎は。
紙幣に絶対に採用されないのは江戸川乱歩などでしょう、有名だけど。
まあ百年以上先に赤川次郎が千円札に、なっていたら面白い。
有り得ないとは思うけれども。
小説とは、とかから脱線したようです。
今回は、これで。