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四川料理

 きのう四川料理の店に入った。その辺はビルとマンションばかりで料理店は、ほとんどない。
すき家もない。それで、その店に入るしかないのだが、前から見て知っていた。店の前に
メニューが立てかけられている。最低価格が1000円からなので入った事がなかった。
 それでも他にはない。少し離れた所にサイゼリヤがある。サイゼリヤは筆者が行かなくなった店だ。
いきなり最初から1000円を料理店に出したことはない。が、仕方ないので入った。
背の高い男が白い服を着ていて筆者に、
「おひとりさまですか。」
と聞いたので、うなずくと、
カウンターの席を手で示してくれた。
 その男がメニューを持ってきたので一番安い天津飯、1000円を注文する。
トイレに行って帰ってくると、自分の席にはスープと前菜のようなものが置かれていたので、
それを食べる。食べ終わったころに店主のような女性が天津飯を持ってきて、食べ終わった前菜
を片付けてくれた。
 色々と入っている天津飯だった。ふつうの天津飯は卵で覆われているが、その天津飯は
その卵の上にカニに似たものと思われるものや、その他のものが載っていた。
 甘みもあり、うまい。
食べ終わると女性店主が持ってきたのは迎楊枝という文字の入った箸の包みに似ているもので、
その中には爪楊枝が入っていると思われるが筆者は必要ないので、そのままにしていた。

 それは凄いサービスだと思う。少しするとデザートの杏仁豆腐を女店主が持ってきた。
甘い味の杏仁豆腐は独特で味が口の中に残った。
会計に行くと最初の背の高い青年が、
「千円です。」
という。伝票は持ってこなかったので、覚えていたわけだ。
  
 店を出て又、来ようと思った筆者である。十年以上前から見て知っていた店だ。
店内には昼前なのに、かなりの人がいた。
サービスがいいから続いている。駐車場もない店だから近くの人しか来ない。
それで最低価格千円から、と頑張っている。
 安物でしか勝負しない日本のレストランに比べたら、こういう店は
値引きをしないのだ。その代りサービスする。
本物の四川が、ここにある、とか店の入り口近くに貼られてあった。
 
 それから少し離れた所にあるサイゼリヤの前を、かなり後の時間に通り過ぎたが閉店したらしく
看板も消えていた。安かろう悪かろうと人に思われている結果だと思う。
 筆者だけでなく誰でも同じように、そこにあったサイゼリヤを思っていたのだ。
店員の態度も、ひどいものだった。

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